「孫子の兵法」解釈と感想

読書
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今回私が読んだ「孫子の兵法」について自分なりの解釈と感想を書いていこうと思います。

とは言っても私自身古文や漢文に疎く考察も浅くなっているかもしれないですが、ご了承ください!

この記事でわかること

  • 「孫子の兵法」がどんな書籍か概要がわかる。
  • 特に勉強になった教訓がわかる。

それでは参りましょう!

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「孫子の兵法」の概要

「孫子の兵法」は春秋戦国時代に孫武が著した戦いのノウハウをまとめた書物です。

記されている戦術や戦略は哲学やビジネス書として読み継がれています。

画像引用元 https://www.amazon.co.jp/孫子の兵法-知的生きかた文庫-守屋-洋-ebook/dp/B0763FQ1K1

本の中身としては漢文の原文と解説が交互に記されており、読み物の中でもかなり

難易度はかなり高めかと思います(私が読解力低いだけかも汗)

教えは13巻からなり主に軍の動かし方が載っており、

軍の動かし方は会社での組織に対する考え方に通づるものがあります。

▶︎彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず(謀攻篇)

相手を知るより自分を知る方が断然難しく思います‥ 自分って何なんでしょうね。

謀攻篇に記されている教えになり、「孫子の兵法」のなかで最も有名なフレーズになるかと思います。

ー敵を知り、己を知るならば、絶対に敗れる気づかいはない。己を知って敵を知らなければ、

勝敗の確率は五分五分である。敵を知らず、己れをも知らなければ、必ず敗れるー

(「孫子の兵法」49ページ参考)

解説の通り、自分を100%知っておりかつ相手のことも100 %知っていれば必ず勝ち、

片方を100%知っていれば勝敗は五分五分、どちらも知らなければ必ず負けるということ。

この教えは仕事でも当てはまり、私自身不動産管理会社に勤めておりますので、

相手にするお客様の情報をどれほど知っているかでうまく話をまとめられる確率が上がります。

当たり前かもしれませんが、基本を疎かにするものには勝利の女神は微笑まないのです。

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▶︎実を避けて虚を撃つ(虚実篇)

弱点を突くことはセコそうに感じられますが、大事なことです。

虚実篇に記されている教えになり、戦争を仕掛ける際の基本的な教えになっている。

「実」とは相手の守りが手厚い部分になり、「虚」とは守りが手薄い部分

ー戰争態勢は水の流れのようであらねばならない。水は高い所を避けて低い所に流れていくが、

戦争も充実した敵を避けて相手の手薄をついていくべきだー

(「孫子の兵法」85ページ参考)

どんなに手強い相手にも必ず弱い部分があります。

競合他社や難航不落な商談相手、達成が不可能に思える目標、日常生活のなかでも

そういった攻略不可能に見えるものも手薄な箇所から攻めていけば落とせるという

教えに応用ができるものと思います。

大事なことは必ず手薄な部分があるのでそこを攻めれば攻略できると信じることです。

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▶︎疾きこと風のごとし

風ほど早く動けたらどんな気持ちになるのでしょうか‥?

武田信玄が「疾きこと風のごとく、徐かなること林のごとく‥」から「風林火山」の四文字熟語を

とって旗印としたことは広く知られている。

私自身はこの本を読んで初めて武田信玄が「孫子の兵法」から学んでいることを知りました。

大河ドラマなどでよく聞くフレーズのため、なんだか聞いたことある!という方も多いはず。

ーしたがって作戦行動にさいしては、疾風のように行動するかと思えば、林のように静まりかえる。

燃えさかる火のように襲撃するかと思えば、山のごとく微動だにしない。暗闇に身をひそめたかと

思えば、万雷のようにとどろきわたる。兵士を分遣しては村落を襲い、守備隊を置いて占領地の

拡大をはかり、的確な情況判断に基づいて行動するー

(「孫子の兵法」95ページ参考)

疾きこと風のごとく‥の教えは物事が成功する必須条件になるということです。

教え自体は兵の動かし方を説いておりますが文章全体がものすごくかっこいいので知っていると

得します。

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▶︎始めは処女のごとく、後には脱兎のごとし

うさぎちゃんかわいい❤️

ー要するに、最初は処女のように振る舞って敵の油断を誘うことだ。そこを脱兎のごとき勢いで

攻め立てれば、敵はどう頑張ったところで防ぎ切ることはできないー

(「孫子の兵法」161ページ参考)

最初は何も知らないのフリをして相手が油断をしたところを攻め込めば勝てるということですが、

確かに、日常の中の対人関係でも「自分は詳しい人間です!」といくよりは

「自分は何も知らない素人です!色々教えて欲しいです!」と伝えてほうが

相手は気を許して接してくれます。

ですが、文章で使われている脱兎とは結局逃げている兎ですので、その例えはどうなのだろうかと

個人的には感じるところではあります。

逃げている兎というのはそこまで激しいものなのでしょうか?みたことがないのでみてみたいです。

まとめ

本の難易度としてはかなり高く、教えをどのように日常の生活、会社や友達との付き合いに

どう活かすのかは自分なりに解釈していく必要があります。

漢文も添えられておりますが、正直読んでも意味がわからなく、読み方さえわからない

文章が多いです。

ですが、普段から「彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」や

「実を避けて虚を撃つ」といった教えを言えればかなりかっこいいかと思います。

また、古より伝わる指南書なだけあって理解し、ものにすることができればヒューマンレベルは

かなり上がるの間違いなしです!

最終的なまとめが幼稚で申し訳ないのですが、そんな感じです!

参考文献ー「孫子の兵法 著者 守屋 洋」

おわり

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