
2025年2月26日、東京・有明アリーナに行われた119ポンド(約53.98キロ)、ノンタイトル10回戦で、那須川選手は前WBO世界バンダム級、王者ジェイソン・モンロー(オーストラリア)と対決しました。
そんな試合の中、モンロー選手の顔がラウンドを重ねるごとに異変が発生、ネットで話題となっております。
今回は那須川天心選手とジェイソン・モンロー選手の試合中に何が起きたのか、記事にしていきます。
ジェイソン・モロニーについて

ジェイソン・モンロー選手の概要は下記の通りになります。
基本情報 | |
---|---|
通称 | Mayhem (騒乱) |
階級 | バンタム級 |
身長 | 165cm |
リーチ | 170cm |
国籍 | オーストラリア |
誕生日 | 1991年1月10日(34歳) |
出身地 | ビクトリア州ミッチャム |
家族 | アンドリュー・モロニー(弟) |
スタイル | オーソドックス |
総試合数は31戦、勝ち数27、KO勝ちは19、敗けは4(2026年2月26日時点)
那須川天心選手以外に対戦した日本人は2018年5月19日に元WBAスーパーフライ級王者の河野公平選手、2020年10月31日にWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥選手が挙げられます。
那須川天心VSジェイソン・モロニー戦にてモロニーの顔に何か違和感が‥

モロニーの顔にワセリンをたっぷり利用
モンロー選手の顔に異変が起きたのは対那須川選手との試合の各ラウンド開始直後、モロニー選手の顔にたっぷりとワセリンが塗られていていました。
多少多めに塗るぐらいであれば問題ないのですが、遠目から見ても明らかに白くなっているのが写真からみてとれます。
ラウンドを重ねるごとにどんどんモンロー選手の顔が白くなっていく様にリアルタイムで試合を見ていた方は目を疑ったことでしょう。
ワセリンをたっぷり塗った理由

ワセリン自体はボクサーであれば必需品と言えるアイテムであり、特に目の上を切って血が出てしまった場合に使用されます。
視界が血で遮られ相手のパンチが見えなくなれば命取りになるためです。
ですが、今回モンロー陣営が顔にワセリンをわざとだっぷり塗った目論見はもちろん傷を癒したり血を止める目的もあるかと思いますが、一番は那須川選手のパンチを滑らせできる限りクリーンヒットを避けるためかと予想されます。
本来であれば塗りすぎた場合レフィリーが注意し拭くように命じられますが、今回はそのような場面は見られませんでした。
各方面の反応
ネットでは以下のようなコメントがありました。
- 「洗顔中!?」
- 「これはアリ…なのか……?」
- 「これレフェリーは注意するレベルよな」
- 「こんなの今に始まった事じゃないよね」
コメント引用元:Yahoo!ニュース
ネットやXのコメントでは驚きやルール的にアリなのか?、そもそも面白いという声が挙がっていました。
那須川天心VSモロニー戦の結果

対戦の結果は判定3-0で那須川選手の勝利。
那須川選手はマイクで「予想通りめちゃくちゃ強くて はじめて効かされたっていうか。打ち合いとかしたことなくて、はじめて打ち合いをして、ちょっと一人前、男になれたかなと思います」と打ち合いに満足している様子です。
しかし、モンロー選手は判定の内容に納得がいっていなく、「ラウンドの中でいい時間もあった。取られた部分もあったけど、ジャッジに魅力的な試合じゃなかった。あれだけ動き回ったテンシンにポイントが動いたのが驚き。あれだけ動き回るとやりづらい」とコメントしております。
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また、YouTubeにもハイライト動画があげられておりますので興味のある方はぜひ観てみてください。
おわり
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