3月18日、19日に行われたメジャーリーグ開幕戦が東京ドームにて行われました。
プレシーズン合わせて6試合行われましたが、動員数は単純計算で25万2795人、大谷選手や佐々木選手が所属するロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス戦は大盛り上がりでした。
今回はそんなMLB(メジャー・リーグ・ボール)をいくつかの側面から記事にしていこうと思います。
MLBってそもそも何のこと?

画像引用元:Abema
MLBの正式名称はメジャーリーグベースボール。
アメリカとカナダ所在の合計30球団により編成される世界で最高峰のプロ野球リーグであり、北米4大プロスポーツリーグの1つになります。
(ちなみに、北米4大リーグは野球、アメリカンフットボール、バスケ、アイスホッケーの4つのスポーツのリーグです)
歴史は長く、1903年に発足したナショナルリーグとアメリカンリーグが統一経営をしております。日本では俗に、「メジャーリーグ」「大リーグ」(だいリーグ)とも呼ばれております。
野球に詳しくなくともアニメや漫画でメジャーリーグの名前を聞いたことがあるかたも多いかと思いますが、MLBは野球を目指したプロがたどり着く最高の舞台ということになるのです。
MLBを東京で行った理由と影響
私自身あまり野球に明るくなく、どうして北米リーグの試合をわざわざ東京ドームで行ったのだろうと思いましたが、調べるうちにさまざまな理由や日本への影響がわかってきました。

なぜMLBを東京で行うのか

理由は主に2つあります。
①選手の卵の発掘
②海外のMLBファンの発掘
①に関して、これは日本に赴いて高校生や大学生、社会人から選手を発掘するというわけではなく、MLBの試合を子供達に見てもらい夢を与え、将来メジャーリーグを目指す選手になってもらうことが目的になります。
例えば、シカゴ・カブスに所属している現役メジャーリーガーの鈴木誠也選手は「9歳の時、MLBの開幕戦を東京ドームで観て心を打たれた」と語っており、実際に選手になりました。
現地の一体感と生で見たヒーローたちの姿は子供達に大きな影響を与えるのです。
②についてはまさに私のようなあまり野球に詳しくない人に興味を持ってもらいMLBのファンになるきっかけを作っているわけです。
私自身も東京ドームでメジャーリーグをやっている?というところから気になり記事にしておりますので、今まで認知していなかった日本の方にも今回の東京開催で更に認知度を増し、元々ファンだった方はよりファンになったのではないかと思います。
MLBを東京で行ったことによる経済効果

今回の東京ドームで行われた試合はMLBのほかにプレシーズンと呼ばれるMLB球団と日本球団の試合も行い、合計6試合分戦ったわけですが、収益が3500万ドル(約52億円)に達すると見込まれております。規模感としてはMLBの夏のイベントであるオールスターゲームと肩を並べます。
15日のドジャースと巨人のプレシーズンゲームの時点で、アジアでの売上記録が更新されているため経済効果は凄まじいものです。
また、この間の大谷選手などの日本選手や球団のシリーズ限定グッズなどの売れ行きも絶好調で、記念グッズの売り上げが4000万ドル(約60億円)に達したと発表されております。同一イベントの売り上げとしてはグループ史上最高額とのことです。
数日間だけ行われた合計6試合のイベントでチケットやグッズの売り上げのみで100億円以上が動いておりますので、他のファンの移動費や食事代諸々を考慮するとよりお金が動いていることがわかります。
東京でMLBを開催することがどれだけ経済を動かしているのか、桁が大き過ぎて正直よくわかりませんね。
注目!大谷選手が所属するドジャースの戦績

引用元:NHKニュース
MLBの試合であるロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスの試合結果のみ掲載すると以下の内容です。
3月18日
3月19日
※Rは得点合計、Hは安打数、Eは失策(エラー)の数になります。
どちらも大谷選手、佐々木選手が所属するロサンゼルス・ドジャースが勝利を収めております。
19日の第二試合、5回の第三打席で大谷選手は2ストライク2ボールのカウントから5球目にホームランを打っておりますので、さすがとしか言いようがありません。
まとめ
私自身、野球には疎く、アニメや漫画でよくメジャーリーグを題材にした作品が出ているためかろうじてわかる程度の内容でしたが、今回の東京ドーム開催で興味をもち、色々調べることだできました。
当初はどうしてメジャーリーグを東京で開催しているのだろう?と思っておりましたが、選手の卵の発掘や新しいファンの発掘のため遥々東京で開催していていることに驚きました。
次回機会があればせっかくなので現地でのチケットを取って観に行ってみようと思います。
(しっかりMLBの新規ファン獲得戦略にハマっております)
おわり
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